加熱済み宇宙食4691パック

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Prits(プリッツ)

柏木孝文が賞賛する対象の一つに、かのシスプリから派生した声優ユニットPrits(プリッツ)」がある。以下はそれに関する柏木の文章である。

・《プリッツ》というPOP


昨年、2001年に萌えヲタ界+2chのごく一部(藁
の人々を熱狂させ、蕩尽もさせたらしい、


シスプリ


なる作品及び関連商品…。


今年、2002年に入り、上記作品の展開の延長的な位置づけで
キングレコードスタチャから誕生した声優アイドルユニット、


プリッツ


(…スカートの折り目から命名?)*1
四人組の彼女らが年頭から今春にかけて、月イチでシングルを三枚連続リリースし、
活動に一応の区切りをつけたようなのだが・・・


この声優ユニットは優れている!


・若手新進系でキャラが立っていて、色分け容易な声優4人による編成。
・3枚のシングルを「三部作」風に曲調や主題やジャケを変え緩急を効かせた。
・3枚の楽曲ごとのアレンジやボーカル配分など、従来平均の印象と比較して精緻な作り。


…などなど、いろいろ魅力や長所が多いユニットなのだが、
アニメ絵を使用せず、純粋なアイドル性と楽曲性で勝負したことや、
POPに徹しつつも密度・意味の濃い歌詞を作りあげていることも、
高く評価したい。(林原+奥井+αの路線から突き抜けた清新さ!)


   ☆必聴!!!♪


付記.
・・・存在感+センスの良さで対抗できる声優ユニットは、
なつかしき「ガールズ・ビー」(ビクターの異色ユニット!)
くらいな気がする・・・元メンバーの出世は別として…。


こう見ると、少しクセのある文体ではあるが、この時点では特におかしいところの無い普通のレビューである。薦める作品は普通に名作と言っていいものばかりであるし。それが伯林先生絡みになると、途端に変質し、自分の薦めた作品を生み出した商業漫画・音楽の世界までも否定してしまう始末。次からはそのあたりに触れた文章を紹介していく。

*1:プリッツの命名の由来はシスプリの「プリ」