加熱済み宇宙食4691パック

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ヤッターマン


この映画の当たり具合は怖いくらいである。原作のビジュアルを丸々再現し、かつカッコいいのだからなあ。特にトンズラーとボヤッキーのカッコ良さは異常。これはドラゴンボールヤッターマンに興行的に及ばなかったのもわかる。ドラゴンボールも良かったがヤッターマンはさらに素晴らしい映画だと言い切れる。


個人的なツボはトンズラーがボヤッキーを「ボヤやん」と呼ぶ所とか、ヤッターメカが出動する時にゲストの女の子が後部に必死にしがみ付いている所とか*1ヤッターワンが敵メカに発情する所とか、オリジナルの声優さんが特別出演しているという所とか…まあ殆どすべてである。


だが一番度肝を抜かれたのは最後の最後のシーンである。映画ではよく「続編作りたいんですね、わかります」的な露骨なヒキを作る悪習があるが、それを「テレビアニメの次回予告風」でやってしまうとは本当に驚いた。「次回予告、その手があったか!」という感じ。大満足であった

*1:ヤッターワンって乗り物としては最悪の乗り心地だと再放送を見ていたときに思ったものだ