加熱済み宇宙食4691パック

はてなダイアリーより移行

東方を見直してみよう(永夜抄のステージタイトル編)

STAGE1 蛍火の行方

蛍の灯りはいつもより激しく見えたのは気の所為か。今宵は永い夜になるだろう。

STAGE2 人間の消える道

人間の踊り道も、真夜中に出歩くものは獣か妖怪位。少なくとも人の姿が見える筈も無い。

STAGE3 歴史喰いの懐郷

一本道の先には人間達が住む小さな里がある。だが里があるはずの場所には、何も、無かった。

STAGE4(uncanny) 伝説の夢の国

月明かりの竹の国は、夢の様に不気味に見えた。今にも竹が、妖しく輝きだしそうである。

STAGE4(powerful) 魔力を含む土の下

力強い竹の下には、さらに力強い根が張り巡らされている。表面しか見れないのは愚かな人間と妖怪だけだ。

STAGE5 穢き世の美しき檻

「穢き所に、いかでか久しくおはせん。」そういうと閉ざされた扉は一枚残らず開き−

FINAL 姫を隠す夜空の珠

永い永い廊下。この廊下は何者かが見せる狂像か。 近すぎる月の記憶は、妖怪には懐かしく、薄い物だった。

FinalB 五つの難題

解決不能な五つの難題。しかし、長い年月と幻想の力は、それらの問題を解くのに十分だった。

Extra 蓬莱人形

満月の下の、草木も眠る丑三つ時。人間と妖怪の肝試しは、いったい何を恐れる?最大の大罪の犠牲者は、いったいどこに居る。


ステージタイトルから英文は殆ど消え、それぞれの文章も各ステージのボスの事をわかりやすく表している。STAGE4(powerful)の「力強い竹の下には、さらに力強い根が張り巡らされている。」なんて「弾幕はパワーだよ」と公言する魔理沙を露骨に表している。ただそれぞれのテキストは明快なんだけど、全体を通すと良く解らなくなる。それが永夜抄の解釈を難しくさせている。


続く