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乳児へのビタミンK不投与云々で思い出したミスター味っ子のあるエピソード


「ビタミンK与えず乳児死亡」母親が助産師提訴

 生後2か月の女児が死亡したのは、出生後の投与が常識になっているビタミンKを与えなかったためビタミンK欠乏性出血症になったことが原因として、母親(33)が山口市助産師(43)を相手取り、損害賠償請求訴訟を山口地裁に起こしていることがわかった。

 助産師は、ビタミンKの代わりに「自然治癒力を促す」という錠剤を与えていた。錠剤は、助産師が所属する自然療法普及の団体が推奨するものだった。


助産師が、ビタミンKそのモノを与えずに代替療法を行って赤子を死なせたという記事が話題になっている。自分はホメオパシーとか代替療法とかについて偉そうに述べるだけの知識は持ち合わせていないのでそこについては語らない。ただ「母乳にビタミンKが不足している」「ビタミンKの投与を行わなかった」という流れを、昔「ミスター味っ子」(寺沢大介)で見たのを思い出したので該当するエピソードを引っ張り出してみた。


コミックスの15巻か、コンビニコミックの「ステーキ対決!海鮮ソースで工夫の巻」に収録されている「納豆が食べられない!?」というエピソードなんだが



「母乳にビタミンKが不足して、子供の発育が良くない」「薬で処理するよりも食物から摂るように勧める医者」



「ビタミンKを豊富に含む食品は納豆だが母親は納豆嫌い」「そこで我らがミスター味っ子の出番だ」


この話はミスター味っ子・味吉陽一の天才的な手腕により母親は納豆嫌いを克服し、赤ん坊にビタミンKたっぷりのお乳を与える事が出来た」とハッピーエンドを迎えたわけだが、この話を初めて読んだ時から「赤ん坊の生命に関わるんだから薬(ビタミン投与)で処理するか、人工乳に切り替えるべきじゃないか?子供の偏食を治すのとはワケが違うって」とか突っ込みまくったものだ。


まあ勿論、この話で代替療法の類」は一切出てないし仮に味吉陽一の試みが失敗したとしてもビタミン投与は確実に実施されるわけだから致命的な事態にはならないだろう。ただちょっと思い出したので引っ張り出しただけの事。