キャラ☆メル Febri vol.8購入。特集は「うさぎドロップ」「ゆるゆり」等
あらすじ
秋の博麗神社の宴で二日酔いになった霊夢が見たものは化け狐だった…
魔狐沙(何か語呂が悪い)
魔理沙の姿に化けた動物って事で、三月精(第3部)第11話「満月の化かし合い」に出てきた魔狸沙ktkr!と思ったがよく考えたら狐だったぜ。リトルぬか喜び
魔理沙?ルーミア?
化け狐は魔理沙に化けて宴会に潜り込んでいたわけだが(左の八重歯の魔理沙が化け狐)。ただ最初このコマ見た時は真ん中の魔理沙(本物)がルーミアに見えて混乱してしまったんだよなぁ(よく考えたらリボンでわかるわけだが)。具体的に言うとコレくらい
「オウフwwwいわゆる東方陰陽鉄リスペクトな『ブルーレイは家族の絆』キタコレですねwww
おっとっとwww拙者『キタコレ』などとついネット用語がwww
まあ拙者の場合東方陰陽鉄好きとは言っても、いわゆる東方有頂天としての陰陽鉄でなく
ネット現象として見ているちょっと変わり者ですのでwww押井守の影響がですねwwww
ドプフォwwwついマニアックな知識が出てしまいましたwwwいや失敬失敬www
まあネット現象のメタファーとしてのブロントさんは純粋によく書けてるなと賞賛できますがwww
私みたいに一歩引いた見方をするとですねwwwポスト同人のメタファーと
商業主義のキッチュさを引き継いだキャラとしてのですねwww
内藤の文学性はですねwwww
フォカヌポウwww拙者これではまるで崖下紳士みたいwww
拙者は崖下紳士ではござらんのでwwwコポォ」
こんな勘違いをしてしまうのも東方キャラの判別が装飾品便りなのが悪いんやー。もっと顔だけでわかるようになると助かるのう。
嚢中自ら銭有り
霊夢にただ酒呑んだ事を責められる化け狐は、お金や貴重品が落ちている所を教えた際に「嚢中自ら銭有り」と言っていたが、これは賀知章という唐代の詩人が歌った五言絶句「題袁氏別業」という詩。全文は
題袁氏別業(袁氏の別業に題す)
主人不相識 主人相識(あいし)らず
(この別荘の御主人を、もとより存じているわけではないが)
偶坐為林泉 偶坐(ぐうざ) 林泉の為なり
(突然おしかけて来て、御主人と対坐しているのは、このお庭を拝見したいからだ。)
莫謾愁沽酒 謾(まん)に酒を沽ふを愁ふること莫かれ
(私が来たからといって、まあそんなに、酒を買わねばならぬなどと、とやかく御心配なされるな。)
嚢中自有銭 嚢中自ら銭有り
(これでも財布の中には、ちゃんと銭を持っておりますわい。)
別業とは別荘の事。袁氏という人の別荘を訪れた賀知章がこの詩を作ったという。勝手に押し掛けて酒を呑んで「なーに、金の心配なんぞするで無いわガハハ」てな豪快と言う他ない内容の詩である。つまり化け狐が博麗神社に潜り込んで酒を呑んだことを漢詩で例えているわけ。さしずめ「題博麗神社」って所だろうか。
ちなみに賀知章という人は、「詩聖」杜甫の七言古詩「飲中八仙歌」に歌われる8人の大酒飲みの1人に数えられている。酒尽くしやな…
申し訳程度の神霊廟要素
「寺(命蓮寺)の下の霊廟(大祀廟)」と露骨に神霊廟との関連を匂わせるセリフなんですが、この話は神霊廟より後の話なんですかね…あるいはZUNお得意の「それとなく匂わせてみた」かも。
以上
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