加熱済み宇宙食4691パック

はてなダイアリーより移行

国会図書館の遠隔複写サービスで「鬼龍が廊下を練り歩いてる」を入手する。

みんな大好き『タフ』の鬼龍おじさん。そんな鬼龍絡みのネタで一番有名なのは第319話「覚醒せし悪魔」に出てくる「うぁぁぁ き、鬼龍が廊下を練り歩いている」というキー坊のセリフであろう。ただあまりにもネット上で突っ込まれたためか単行本化(第30巻)の際にセリフが修正された。猿先生ェ…


「練り歩いて(ry」を堪能するには当時の雑誌を見るしか無い。そして漫画雑誌が置いてある所と言えば国立国会図書館である(勿論他にもあるが)。ということでオンラインであのシーンの複写申し込みを行った。(このサービスを利用するには国会図書館の登録利用者制度に加入している事が必須)



国立国会図書館 NDL-OPACを開き国会図書館の登録利用者用IDとパスワードでログインした後、「一般資料の検索(拡張)/申込み」をクリック。



検索したいキーワードを入力する。(ヤングジャンプという週刊漫画雑誌が目当てなので「和雑誌新聞」にチェックを入れ、「タイトル」にヤングジャンプと入力する。)



ヒットしたら、該当項目を選択する



選択した項目の書誌情報と所蔵情報が表示される。ここで「所蔵詳細/申込み」を選択する。



ヤングジャンプ」のバックナンバー一覧が出るので、目当ての号を探しチェックを入れる。(目当ては『TOUGH』第319話「覚醒せし悪魔」が掲載されている「2010年4月22日号」)



「複写サービスのご利用について」を一読して「同意する」をチェックをし、「申込みを続ける」を選択。



国会図書館の利用者登録の際に書いておいた情報(発送・連絡先情報)が正しい事を確認する。



複写箇所を特定するための情報を入力する。(目当ては「猿渡哲也」が描いた「TOUGH」と言う漫画の「250〜251頁」であるのでそれらを「論文(記事)名」「著(訳・編)者名」「ページ」の欄に入力し「登録」を選択する。)



最後に「申込確定」を選択して終了。国会図書館から複写物が届くのを待つ。

注意

で、自分は申し込む時に「猿渡哲也」「TOUGH」「250-251」と入力したのだが、頼んでしばらくして国会図書館から確認の電話がかかってきた。「250−251というページ指定で間違いないか?」という内容であった。つまり自分としては「鬼龍さんの練り歩きのページを指定した」わけだが、向こうからしてみれば漫画の「一部分のページ」の番号だけ書かれても、それが「数値の入力ミス」か「意図的な指定」か判断が付かないとの事。だから1話分まるごと指定するのでなければ「150-151のみ」というふうに入力して「私はこのページだけ欲しいのです」と意思を伝える必要があるとの事。


そして…


キー坊「うぁぁぁ き・・・鬼龍が廊下を練り歩いてる」

猿渡哲也「TOUGH 第319話 覚醒せし悪魔」『週刊ヤングジャンプ』 2010年4月22日号、250-251頁。


料金

項目 金額
複写料金(B4 1枚) 24円
包装料 150円
消費税 8円
送料 140円
請求金額 322円


で、20日以内に同封の払込票で料金を支払えば完了。

補足

「なんで号数はともかくページ数が分かっているのか?」というのは国会図書館に行って現物を請求してページをチェックして書き写したからである。「じゃあその場で複写して貰えば?」という疑問も出るが、国会図書館では見たい資料を検索して請求した後に受け取れるまで10分程度かかる。そして、何かを複写したい場合にも請求が必要で複写物を受け取れるまで10分程かかる。限られた開館時間の中ではいちいち当日複写を頼むよりも、書名号数ページ数等の情報だけ押さえて後でオンライン申込をするのも一つの手である。


TOUGH 30 (ヤングジャンプコミックス)

TOUGH 30 (ヤングジャンプコミックス)