加熱済み宇宙食4691パック

はてなダイアリーより移行

国会図書館の新システムを利用した感想


正直言って改悪だと思った。

雑誌のまとめ請求が出来なくなった

以前のシステムで雑誌を請求する時は、1件につき最大6冊までまとめてできる。最大3件まで申し込めるから最大18冊。それが新システムでは10冊に減少。さらに請求は「1冊ずつ」しか出来ないようになっている。つまり

  • 雑誌の特定の号を請求
  • 請求後に、元いたページにえっちらおっちら戻らねばならない
  • 次の号を請求

(以下略)


と手間がかかる。慣れるまで時間かかりそう?職員に「複数選択は出来ないんですか?」と聞く人が続出。

NDL-OPAC端末を使う度にパスワードを要求される

以前のシステムは、入館時にパスワードを打って入館カードを貰ってたからパスワードを毎回入力する必要が無かった。まぁセキュリティの為の改変なんだろうなとは思うが、正直めんどい。複写申込書を印刷する時もパスワードを要求されるのでさらにめんどい。何回もパスワード入力してるとかえって見られて危険じゃないですかね…

検索が遅い、カウンターでのバーコードの読み取りも遅い

以前のシステム

シェイシェイハ!!シェイハッ!!シェシェイ!!ハァーッシェイ!!


今のシステム

ブン・・・・・・・・ブン・・・・・・・・ブン・・・・・・・

資料の到着状況がわかりずらい

以前は大きなモニターにカウンターに資料が到着した人の番号が表示されていたので非常にわかりやすかったのだが、今は確認用の端末にカードをセットして到着状況を一々チェックしなければならない。

システムが落ちやすい

14日午後2時45分あたりから検索システムの調子が悪くなって新規申込が不可能になった(旧システムの図書館には9回通ったけどこんなトラブルは無かった)。ちょっと貧弱過ぎんよ〜。

雰囲気が殺伐に

上記の為か、職員に大声で食ってかかる人とか奇声を上げる人とか出てきて、空気が淀みまくった。大声はともかく奇声なんて初めて聞いたよ。


このシステム…メリットがあんまし感じられないなぁ。どこのシステム屋が組んだんですかね…