もとより東方界隈の人たちが東方の話をしているのを、あまり見たことが無い気がする。みんな好き勝手なジャンルの話で盛り上がっているような
ZUN氏が東方界隈って東方の事話さないよね的な事をツイートしてたみたいなので、書籍感想以外にも申し訳程度の東方要素を。
古明地さとり先輩GBはエロい
パーツと化した野獣先輩が再構成されてできた古明地さとり先輩。数多くの東方キャラが野獣先輩パーツで作られているが、「エロい」と思ったのはさとり先輩だけであった。なぜなのか自分でもわからなかった。正直嫌いじゃないけど好きじゃないよってくらいなキャラだしなあ…地霊殿やってもやっぱそんなでもないし、他の二次創作作品群を見てもそんなでもなかったし。しかし今日、ZUNツイートに刺激されて考えた結果、このエロさの理由が言語化できた。上の絵の猫と烏(?)である(サードアイくんは無視して、どうぞ)。猫のお燐、烏(?)のお空、そして野獣先輩(裸の人間)で作られたさとり先輩。
猫、烏、裸の人間。並び立った3つのシンボルを目にして脳は3体の比較を始めるのだ。「猫の体温は人間よりも2〜3度高いのが正常らしいな」「猫は人間に比べて体がすごく柔らかい」「烏は卵を産む、猫と人間は赤ちゃんを産む」「猫は交尾排卵なので妊娠率が非常に高い。人間は排卵時期に合わせてもせいぜい確率は20%がいいとこ」…とこんな感じで生理的特徴を比較していく内に作られる生々しい肉体のイメージと、古明地さとりという記号が結びついてすごくエロく感じるのでは無いか。イメージは大事。おへそが見える絵はなぜドキドキするのか、そこにかつて付いていたへその尾、妊娠、子宮、妊娠というイメージがそこに息づいているからではないだろうか。