水五訓なる言葉に黒田如水とか王陽明をくっ付けたのは誰なのか問題

とあるビジネス書を読んでいたら「水五訓」なる言葉が目に飛び込んできた。「この言葉を胸に頑張るぞ」よりも「これって出典が諸説あってわからない系の言葉かな?」が先に来てしまったので、ちょっと検索したら先行研究が既にあって大方の結論が出てたのでホッとした。無かったら調査案件に入れなきゃ…（使命感）となっていただろうから。

ただ上記リンクで言及されてる調査だと「昭和初期までしか遡れない」「使っている言葉・概念からして黒田如水の時代（戦国時代）や王陽明の時代（明）はありえん」という事はわかるが、この言葉を黒田如水や王陽明に関連付けたのはいつ・誰なのかってのがはっきりしない。この水五訓自体は「明治〜昭和初期のいずれかの時期に作られたちょっと良い言葉」でよいけど、そこに戦国武将とか明の学者とかの付け足しをした人の意図は何だったのだろうか?如水で水繋がりというのは何となく連想できる。しかし王陽明はよくわからない。むむむ