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横山三国志の3巻にある「何進の屠殺業に関係した台詞・ナレーションの改変」を集めてみた

あらすじ

横山三国志を読んでいて何進の初登場のコマ(このエントリの1番目の画像)が不自然だなぁ…と訝しむ→何進のブタ殺しとかのセリフが変わっているのか…文庫とかになるとこういう事って多いな→希望コミックスの途中の刷数から変わっているらしい→何刷の所で変わったのだろうか→(数年経過)→古本屋で横山三国志の3巻を漁る→39刷(改変前)と53刷(改変後)の間のどこかで改変があった事がわかった(妥協)


と、言う事で横山三国志の希望コミックス版3巻にある何進関係の台詞・ナレーションの改変前(39刷、1989年1月20日)と改変後(53刷、1991年10月20日)の比較。


(2015年12月16日追記)
51刷(1991年5月20日)が改変前であることを確認。切り替わりのタイミングは52刷か53刷のどちらかで確定。また何進関係の台詞は4巻(何后の子の弁皇子絡み)にもあるのでそれについても引き続き調べる(ブックオフ頼り)

3巻133頁


ナレーション「洛陽の街にウシやブタを殺して職業とする屠殺業の何進に美しいいもうとがいた」→「洛陽の街に一軒の肉屋があった その店主何進に美しいいもうとがいた」。セリフもそうだが絵も大分変わっている。鶏を吊るして申し訳程度の肉アピール

3巻138頁


蹇碩「もとはウシやブタを殺す職業の何進がいまは大将軍 しかも何后は自分のいもうと いもうとの生んだ子をあとつぎにしたいのは人情」→「いもうとが美しいというだけで何進がいまは大将軍 しかも何后は自分のいもうとの生んだ子をあとつぎにしたいのは人情」
改変によってセリフの意味がよくわからない事に

3巻155頁


ナレーション「もともと何進は身分もいやしく将軍になれるうつわではなかった」→「何進は将軍になれるうつわではなかった」

3巻183頁


董卓「ふっふふふ ブタ殺しの何進に何ができる」→「ふっふふふ 兵法も知らない何進に何ができる」