以下は柏木孝文の名作紹介の文である。名作の紹介文のはずなのにコピペを使っているのが少々気になるところだ。*1
劇場版美少女戦士セーラームーンR
*** 『R』のコト。 ***
☆最初にあえて、この作品を選んだ。
「せらむんR 劇場版」(1993)。
→ その、×……
*8年前の作品であるため、21世紀(笑)現在の作画レベルと比較すると、
ややツライ。
*主題が重いために、陰鬱な描写が多く、児童向けの娯楽性を損なっている。
*直接関係ないが、同時上映が「ツヨシしっかりしなさい」だったと思う。
そのため、パンフがひどいミスマッチを起こしていた。
→ その、○……
*8年前の作品とは思えない、緊密な展開、流麗な描写と構成。
*主題が重いがゆえに、TV版との反動が強く、そのことが逆に、青年向けの(笑)
真摯なドラマ性を豊かにしている。
*劇中、直接の表明はないが、
【人間と原罪の、傾向と対策の到達点】を、
暗示的・間接的に表現しえた、奇跡的な作品だったと思う。
ザ・ワールド・イズ・マイン
*** 『ザ・ワールド・イズ・マイン』のコト。 ***
作・新井秀樹
(小学館・ヤングサンデー掲載・全14巻)
△-今回はコレかい?
▲-タイムリーでしょ。
△-イタサ度120点の超大作まんが。
▲-作中における描写の温度・濃度・密度・練度はバツグンだね!
△-全14巻。ラストのまとめ方には賛否があるだろうけども、
ソコがリピート・再読を誘う効果あって良し!
▲-なるほどね。
△-加虐と被虐、生と死、虚と実、秩序と混沌………
▲-寓意と象徴が全編に溢れているよね。
△-「手応えの軽い、まんがはイヤ!」という貴兄にこそ、ぜひ!
▲-オススメ?
△-当然.
▲-ぜ・ひ・!!!
さくらの唄
*** 『さくらの唄』のコト。 ***
作・安達 哲
(講談社・ヤングマガジン掲載・全3巻−文庫全6巻)△-今回はコレかい?
▲-ナツカシイでしょ。
△-これもイタサ度120点の鬼才溢れる傑作まんが。
▲-これも、作中における描写の温度・濃度・密度・練度はバツグンだね!
△-全3巻。ラストのまとめ方には賛否があるだろうけども、
ソコがリピート・再読を誘う効果あって良し!
主人公だけが知り得た、かぐわしき虚無、、、、、
▲-なるほどね。
△-加虐と被虐、生と死、虚と実、秩序と混沌………
▲-寓意と象徴が全編に溢れているよね。
△-「手応えの軽い、まんがはイヤ!」という貴兄にこそ、ぜひ!
▲-オススメ?
△-当然.
▲-ぜ・ひ・!!!
△-当然.
▲-…文面の半分が更新前と同じでも意味が通じてる。
日本語おそるべし。
桑田佳祐
*** ・ 桑田佳祐 ・ ***
☆ ―― * 前に、SAS・サザンを紹介したときの
コメントとカブるけれど、
彼の作品の数々を彩る風味の豊潤さは
筆舌に尽くせない
高水準のものばかりだ。
桑田大導師は邦楽界の「宝」だよ。
断言したい。
現在・大ヒット中の 『 波乗りジョニー 』は
もちろん良いよ。
けどね、彼の【 神髄】は、
七年前のアルバム 《 孤独の太陽 》 にこそ、
凝集していると思う。
是非、未聴の人に、完聴することをススめる。
【 奇跡的な完成度 】 にココロがふるえるよ。
―― ―― ――じゃ、またネ☆
グイン・サーガ
*** 『グイン』のコト。 ***
☆最長不倒・空前絶後の超大作にして超時空大河小説をとりあげる。
「小説・グインサーガ」(1979-)。
→ その、×……
*20年前にスタートの作品であるため、
21世紀(笑)現在の国内主流たるライトファンタジー群と比較すると、
やや硬質で古風に受け取られやすい語り口を持つ。
*主題が重いために、陰鬱な描写が多く、しかも大河作品ゆえに、
複雑なカンケイの人物心理の深部に迫ることが主軸なりがちで、
読者として若者層の途中参加がムズカシイ。
*長い作品の歴史のなかで、文体の変化に加えて、
挿画家の交代が何度かあり、
表面的なイメージの統一が万全ではない。
→ その、○……
*開始以来20年を経ても今なお色あせず衰えぬ、
緊密な展開、流麗な描写と構成。
*主題が重いがゆえに、表現の深度と練度が高く、その志の高さが、
後輩の追随を許さないほどの、
作品の品質と支持の持続性を支えている。
*ファンタジーという、
類型的な単一ジャノルのイメージをはるかに超えて、
作品世界は超時空的な展開を示しており、
*1:資料保存とは言え引用しまくりの自分が言えた事ではないが