ゴローちゃんが孤独のグルメを楽しめるのは、個人の貿易商で色々飛び回っているからである。勤め人の「一人めし」はデメリットばかりであると思う最近だ。今日久々に同僚と飲みにいき、自分がいかに一人めし気取りでいて大損してきたかを思い知らされる。
同僚とのコミュニケーション、社会的な死
昼食でのコミュニケーションなど本当に限られたものであるが、それでも意思疎通は存在する。それをおろそかにし「よすが」が失われれば社会的な死あるのみである。よすがに頼らない唯一無二のスキルなど誰もが持ちえるものでは無い
メニューの偏り、脳の老化
昼休みに足を運べて、手ごろな値段で…と一人で選んでいけば自ずと店、メニューは固定化される。毎日を同じ様に過ごしていると脳は急速に老い始める。集団で行けば一人の時よりも遥かに多くの種類の食事が可能である。
定食屋の雑談、被害者側
一人で意識を閉じてゆっくりしようと思っても、静かに落ち着いて食事が出来る所というのはある程度のお金か、それに匹敵するコストが求められる。当然そんな高い店は行けないので、安い店の騒音をBGMにするしかないのである。それならば集団で食事に行き、加害者側に回ったほうがマシというものである。