プロジェクトの文書作りにおいて、今日指摘を受けた箇所。
資料のバージョンを管理する事。
- 近過去のドキュメントを参照したい時に「上書きして消しました」では資料として不完全である。
- 資料には「バージョン番号(第何稿)」「署名(誰が書いたか)」「ページ番号」「日付」が必要
彼我の事情を混同しない事。
- これから開発しようというシステムと言うのは、あくまでこちらの都合であって、顧客には無関係である事。
- これによってA社にこれこれこういうメリットがあるという事をきちんと提示しなければならない。
- こちらの希望をあちらの希望と混同しない事。
やって当然の事を記述しない
- 大量に売れればコストが下がるというのは当たり前の話であり、コスト削減策として語るものでは無い
- 「開発それ自体のコスト」を下げる為に、例えば商用アプリでなく、オープンソースを用いるという風な事を提示しなければならない。
当事者意識を持つ
- 開発においての「想定される問題点」を挙げた場合、対策の併記は必須である。*1
- その提示した対策・解決方法が間違っている事もあるが、そのときは修正すれば良い
- 本当の問題は何も対案を出さないで他人事のようにしている事
システムの全体像を図解で示す
- 文字でくどくどと言っても通じない。図を提示する事。
- 視覚的にわかりやすく示さないと、開発すべきシステムを理解できない。
まるで新人が指摘されるような内容である。成長してないorz
*1:例えばセキュリティに問題があるなら「このように暗号化しますので安全です」と言うような事が必要