結局この野球編は1話に圧縮された。前にアニメ「レベルE」で省かれると思われるエピソードというエントリを立てた時は
「人魚編をカット、野球編を10、11話」か「人魚編を10話、野球編を11話」のどっちかしか無い状況だったので、前者の説を採った。「野球の話はどう考えても2話必要じゃないか。人魚編はDVD購入者特典で販促効果あるで」と考えていた。実際には番組PVに普通に人魚がいたし、人魚編と野球編で1話ずつとなった。
もし野球編が2話あったらという妄想
- アバンタイトルで松川商業との練習試合の様子を描く(精神世界で松川商業が出る伏線になる)
- 夏の如月高校の様子。セミがミンミン鳴いている。(精神世界の静寂と対比)
- 部員紹介のシーンをじっくりと描ける(視聴者が部員のキャラを把握すればより話に入り込める)
- 窓ガラスが割れるシーンを唐突に出して視聴者の度肝を抜く(ツカミとして必要)
- 雪隆と美歩の会話。3話以降出てないぞと不満の人も大満足
- ラファティがクラフトの部屋に走りこんでくるシーン(これだけで重大な事件を予感させる)
- ラファティが水を飲んで一息ついて「バスが消えたんです!」(緩急の妙)
- 精神世界での妻と夫の罵り合いをこれでもかとネチっこく描写(「これこそ深夜アニメだ」とアッピル)
- 犯人が駅に走るシーンをじっくり(「声」はエヴァっぽく字幕で)
- 「火のところだけはり直されてる注意書き」(このセリフがあるとないではリアルさがダンチ)
- 野村と江尻の追いかけっこ(体育会系の雰囲気が良く出ているシーン)
- クラフトが「無理だ」というシーンをもっとじっくりと描ける(「タメ」がもっと欲しかった)
- 日東大山形との決勝戦を少し描き、主将とかがカキーンと打って球場がワァアアアアア
- ↑のシーンと精神世界内の誰もいない球場のシーンと繋げる。
一つ一つのシーンをじっくりやってればアニメ2話分になるんじゃないかという感じがする。いや、1.5話くらいかな
アニメで良かった所
- 王子をジャイアントスイングする雪隆
- カチ割り氷を売る王子
- 「クラフトの深層心理」でクラフトに飛行機がめり込む所。(思いっきり吹いた)
- ラファティが自転車でバスを追うシーン
- 野球シーン全般
「グリグリ動いている所」を見るだけで「アニメっていいもんですねぇ」と思える。
結論:アニメの尺に最適な構成が組めるオリジナル作品が最強でFA