東方三月精の第3部もこれで最終回。最終回のサブタイトルは萃夢想で敵として登場した時のストーリースペル 無題「空を飛ぶ不思議な巫女」から。このサブタイトルにしたのは今回三妖精と霊夢が戦うからだろうか?あるいは音楽CD「蓬莱人形」の最終トラック「空飛ぶ巫女の不思議な毎日」とも掛けているのかもしれん。蓬莱人形の曲はどれもすき。
あらすじ
三妖精は神社に引っ越して大分経つが、いつ博麗の巫女に見つかるかわからない。三妖精は座して待つよりもいっその事こちらから打って出る事にした。三妖精は博麗霊夢に宣戦布告。今博麗神社をかけた最後の戦いが始まろうとしていた…(結果?聞くまでもなかろうよ!)
感想
霊夢が三妖精を手懐けるラスト。第2部のラストシーンが「ホウキを持った霊夢に追われている三妖精」である事を考えると感慨深いですね…もっと三月精を見ていたいんじゃーとってのが本音だが、比良坂先生の巻末コメントが
サニー、ルナ、スター、6年間いろいろあったけど楽しかったよ!本当にありがとう!!
と正真正銘の終わりって感じ。仕方ないね。コンプエース22頁の「幻想郷情報局」では
と書いてあるから次の東方漫画があるとしても三月精とは別になる可能性が高い。うーん、喪失感ハンパないですね。本当に終わるんですね…先生、連載お疲れ様でした。3月26日発売の最終巻も買う所存。
ちょっとした疑問
三妖精に喧嘩を売られた霊夢に対して、魔理沙は「実は私もあいつらに付きまとわれて大変だったんだぜ」と言っている。あぁ「妖精大戦争」の体験を言っているのかなと思ったが…
「妖精大戦争」で魔理沙が戦ったのは三妖精じゃなくてチルノだけのような…大戦争のエンディングを見直してみても
- B1ルートのエンディングでチルノと三妖精が組んで霊夢にちょっかいを出す(直後に返り討ちにあう)
- C1ルートのエンディングでチルノが文に挑もうとするも、文が「人間から始めよう(提案)」と諭す→Extraへ
三妖精VS魔理沙ファイッの構図にはなっていない。で、三月精本編でもそれっぽい描写を見出す事は出来んかった。魔理沙にとっちゃ妖精の区別がつかんという事でOK?後で本編じっくり見なおしてくる必要がありそうですね…
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