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戦国の長縞GB軍 第6ゲーム「清洲球場での激突」

コミック乱2014年2月号(2013年12月27日発行・発売)。「戦国の長嶋巨人軍」を原案(意味深)とした作品も第6話。原案者(意味深)の志茂田景樹先生が言っていた「半年」になる。


木下藤吉郎のように野球というゲームの本質を掴む者。太田牛一のように変化球の資質を見出される者。柴田勝家のように強打者として開花する者。と言うふうに織田軍団に急速に野球が浸透していったのが前回までの話。今回はいよいよ長縞率いる「猛熊軍(GB軍)」と「おだ軍」との試合が行われる。試合場である清洲球場には近隣から農民町人が押し寄せその数は1万に達した。そして以下のような条件にて試合が行われた。

清洲球場

フェンス メートル法での距離 尺貫法での距離
右翼 95メートル 約52間
左翼 88メートル 約48間
中堅 140メートル 約77間

試合条件

  • 7イニング制
  • 先行…おだ軍、後攻…猛熊軍(GB軍)

織田軍スターティングメンバー

打順 ポジション 名前
1番 センター 丹羽長秀
2番 セカンド 木下藤吉郎
3番 レフト 前田利家
4番 ファースト 柴田勝家
5番 キャッチャー 中条将監
6番 サード 滝川一益
7番 ショート 万見重元
8番 ライト 池田恒興
9番 ピッチャー 太田牛一
- 監督 林通勝*1

猛熊軍(GB軍)スターティングメンバー

打順 ポジション 名前 モデル
1番 センター 桜形耕作 緒方耕一
2番 ショート 河合昌広 川相昌弘
3番 ライト 金沢秀輝 松井秀喜
4番 ファースト 東風広満 落合博満
5番 キャッチャー 野久保博 大久保博元デーブ大久保
6番 サード 長縞一郎 長嶋一茂
7番 セカンド 元気大助 元木大介
8番 レフト 五島コウジ 後藤孝志
9番 ピッチャー 巻藁ヒロシ 槙原寛己
- 監督 長縞繁郎 長嶋茂雄


そして試合展開は以下のようであった。

  • 先行のおだ軍の1番・丹羽長秀、巻藁の球を地面にバウンドさせている内に1塁に出塁
  • 2番・木下藤吉郎送りバントと見せかけてのヒッティング(バスター)でランナー1塁・2塁
  • 3番・前田利家、本気出した巻藁のストレートに三球三振でワンナウト。
  • 4番・柴田勝家赤バットで登場。巻藁のストレートをセンターに打ち返しスリーランホームラン。(お3 - 猛0)
  • 以降の巻藁はスライダーも投げるようになり5回までおだ軍を三者凡退無失点に抑える。
  • 一方、おだ軍の先発の太田牛一ナックルボールで猛熊軍(GB軍)のヒットは6回までで3安打無得点
  • 最終7回裏。猛熊軍の攻撃。3番・金沢秀輝、バントの構えで強引にナックルを当てて出塁。
  • 4番・東風広満、流し打ちでファースト柴田の横を抜こうとするもセカンド木下が捕球。しかしその後の送球を金沢の頭にぶつけてしまいオールセーフ
  • これ以降猛熊軍(GB軍)が勢いづき、一挙に点を重ね3-4でサヨナラ勝ち。(お3 - 猛4x)


そして試合が終わり、永禄4年(1561年)。織田信長は松平元康と和睦し、美濃攻めを開始した…という所で今回のラストページ。


「ひとまずウィンターブレイク」という文言と「単行本第1巻」の表記から考えるとこれは最終回では無く一旦休んでまた再開するっぽい?。作画の日高建男先生も12月14日に「単行本1巻分」という意味深な表現でツイートしてるし

日高先生のツイート

この漫画はタイトルが「戦国の長嶋巨人軍」から「戦国の長縞GB軍」に変えられたり、志茂田景樹先生が「原案」扱いになったりと色々と周辺事情の複雑さが伺える始まりだったけど、締めもまた複雑さが伺える。とりあえず来春に出る単行本が楽しみ。(第1話でうっかり野村監督の実名だしたのは修正されるかどうかとか)


戦国の長嶋巨人軍 (ジョイ・ノベルス)

戦国の長嶋巨人軍 (ジョイ・ノベルス)

*1:ただし実質的な監督は木下藤吉郎